Ⅳ.結束バンドが使用される用途 建設、電気工事、通建、エネルギー

求められる
結束バンドの特性
耐候性、耐久性、耐塩害性

 ビル内の電気配線や一般電気工事、また通信建設やエネルギー関連の施設でも多くの結束バンドが使用されています。これらの用途で結束バンドを使用する場合は、耐候性や耐久性を十分に考慮し、その材料を選択する必要があります。

 商業ビル内には、多数の電力ケーブルが使用されます。これらの電力ケーブルの多くはケーブルラックに固定されますが、縦幹線の固定にはポリアセタール(デルリン*)製の結束バンドが多く使用されています。ケーブル自体が非常に重量があるので、強い引張強度および、長期間の耐用年数が求められるためです。

 このポリアセタール製の結束バンドは、携帯電話のアンテナ基地局でも使われています。商業ビルと同様に長い縦幹線をラックに固定する必要があり、また屋外で使用されるため優れた耐候性を求められるからです。ポリアセタール製の結束バンドは、屋外で20年以上の耐候性を保持します。

 同様に、多くのエネルギー関連の施設でも、耐候性や耐久性を要求されます。太陽光発電、風力発電、石油掘削施設でも多く結束バンドが使用されますが、特に沿岸地域や海上に建設される事が多い石油やガス関連施設では、塩害の影響を受けないステンレスバンドが多数使用されています。

風力発電 多数の電力ケーブル アンテナ基地局
石油やガス関連施設 ポリアセタール製の結束バンド 石油やガス関連施設

強い引張強度があり屋外で20年の耐候性を持つポリアセタール製結束バンド

*デルリンはDuPont社の登録商標です。

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